OTHERS & SPORTS > HERMES ベースブラスメタル/クロームメッキラウンドケース 「SPORT」紳士用手巻き
- HERMES ベースブラスメタル/クロームメッキラウンドケース 「SPORT」紳士用手巻き
- Price 198,000
円(税込み)
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- OMG No.10277
- モデルネームSPORT
- Ref.36 4018
- Serial.1****
- ケースNo.
- 機械No.
- キャリバー186 Fontainemelon S.A.
- 製造年代1940'S
- 材質ベースメタルクロームメッキ/SSスクリューバックケース
- ブレスレット
ベルト素材革
- ケースサイズφ33mm
- ダイヤルコンディション
- シルバー×グレー2トーンブラックプリント夜光ローマ数字インデックスダイヤル ブルースチール夜光ポインテッドペンシル型針
スモールセコンド針付 若干経年変化は見られるが当時のままのオリジナルコンディションとなっております。
- ケースコンディション
- 使用傷はありますが、大きな傷のない良いコンディションです。
- ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ
アンティークウォッチの精度について
- キャリバー;186 Fontainemelon S.A. 15石
- トータルコンディション
- フランス・エルメス社は元々は馬具、革製品を中心とした最高品質の製品を誇るフランス屈指の老舗メーカーの一つです。 革製品が生活の中に浸透してゆき、且つそれまでの多くの使い手であった皇族貴族社会から資本主義経済の発展によってもたらされた新たな富裕層の増加により、次第に高品質な生活用品全般を手掛けるメーカーへと歩んでゆきました。簡単に時計との接点を掻い摘んでお話しますと馬車のシート等の革製品から自動車社会の訪れとともに社内のシート及び内装で革を使用し、内装品の一つとしてダッシュボードの計器の一部として時計が使用されるようになりエルメス社と時計メーカーの接点が育っていきました。 そうした時代と共に変化しつつある背景の中で、時計が徐々に生活必需品となっていったのを受けて、エルメス社もその動きに即応すべく、時計を自社のショップに展開するアイテムとして販売を開始しました。 然しながらエルメス社は当時時計を自社で製造する技術はありませんでしたので、発展を遂げたスイス時計メーカーに委ねるしか製品の開発においては方法はありませんでした。 時計に関しては古くは完全に二極化していたようで、エルメス社の過去のコレクション全般を通して伺い知る事が出来ます。エルメスコレクションと呼ばれるジャガールクルト、ヴァシュロン・コンスタンタン社、ユニヴァーサル社、ミド社等高級時計メーカーに依って作られたもの、そしてエルメスモデルと呼ばれるどちらかと云うと価格を抑えたデュフージョンモデルが使い易い一般的なモデルラインとなっていたようです。この時計はエルメスモデルと呼ばれるそれほど高級ラインではないどちらかと云えば日常生活で気軽に使えるラインのものですが、その文字盤のデザインセンスはエルメスらしさが十分伺い知れるとても良いデザインとなっております。当時のこのクラスのケースはメタル合金で裏蓋のみステンレススチールという仕様だった為、少々使用傷はありますが、当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。