ＡＵＤＥＭＡＲＳ ＰＩＧＵＥＴ／Ｃａｒｔｉｅｒ １８Ｋ．スクエアケース紳士用手巻き-ONE MINUTE GALLERY

ＡＵＤＥＭＡＲＳ　ＰＩＧＵＥＴ／Ｃａｒｔｉｅｒ　１８Ｋ．スクエアケース紳士用手巻き: Price 999,999,999 円（税込み）; 商品に関しましてはお問合せ下さい
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OMG No.10264
モデルネーム
Ref.2907
Serial.5＊＊＊
ケースNo.
機械No.5＊＊＊＊
キャリバー2001 LeC
製造年代1954'S
材質18K.Y.G.ｽｸｴｱｹｰｽ
ブレスレット
ベルト素材革/18K.Y.G..CARTIERﾊﾞｯｸﾙ
ケースサイズφ25㎜×35mm

ＡＵＤＥＭＡＲＳ　ＰＩＧＵＥＴ／Ｃａｒｔｉｅｒ　１８Ｋ．スクエアケース紳士用手巻き

ダイヤルコンディション: シルバーサテン仕上げブラックプリントゴールドトライアングルインデックスダイヤル　ゴールドスティックバトン型針　スモールセコンド針付き
　若干変色箇所はございますが当時のままのオリジナルコンディションとなっております。

ケースコンディション: 大きな傷の無いとても良いコンディションです。

ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ アンティークウォッチの精度について: キャリバー；２００１　ＬｅＣ　１８石　ＥＩＧＨＴＥＥＮ　１８　ＪＥＷＥＬＳ　ＦＯＵＲ　４　ＰＯＳＩＴＩＯＮＳ　ＡＤＪＵＳＴＥＤ　ＴＥＭＰＥＲＡＴＵＲＥＳ　
ロジュームメッキジュネーブコート仕上げ　手巻き式　異常なし

トータルコンディション: １８４７年創業のカルティエ社は既に１８００年代の終わりにフランスで作られた時計の販売を始め、フランス時計界の巨匠、アブラアン・ルイ・ブレゲ氏の製品も取り扱いをしていた程腕時計に関しては早くから自社販売品目に加える事、また自社製品の製造をももくろんでいた事が伺えます。　１９００年の初頭にブレゲ工房出身の時計師、エドモンド・イエーガー氏（ジャガールクルトの共同経営者）のブランドJAEGERの販売権を取得し、３代目ルイ・フランソワ・カルティエとエドモンド・イエーガー氏が共同でパリにヨｰロピアンウォッチ＆クロックカンパニー社を設立しパリで本格時計製造が始まりカルティエ社の時計製造の歴史の幕開となりました。同社の初期モデルは全てその工房から排出されました。残念ながら１９３９年に勃発した第二次世界大戦の傘下にパリ自体が組み込まれた為、工房は必然的に徐々に縮小されて行きました。その後カルティエ社の時計はスイスのジャガールクルト社にO.E.M.の形で受け継がれてゆきました。１９４０年代頃になりますとスイス有名時計製造メーカーは既にかなり安定的に高品質の時計を多数製造出来る力を蓄えていた為、カルティエ社が世界中にハイレベルな顧客を増やしていた時期と重なり、それらの上顧客の要望に応える形で有名時計メーカー各社の人気モデルにCARTIERのネームを入れてカルティエ自社のショップウォッチとして販売が始まりました。所謂Wネームの誕生となります。　　　　この時計はそうした物の一つ、オーディマ・ピゲ社とカルティエ社のWネームのスクエアケースの手巻き紳士用時計となります。オーディマピゲ社が当時得意としておりました薄型キャリバー２００１搭載モデルのWネームモデルです。文字盤に若干の経年変化の変色箇所はありますが、当時のままのオリジナルコンディションとなっております。　カルティエ社の１８金製のバックル付きとなっておりますが、恐らく後からオプションで付けられたものと思われます。　オリジナリティー確認の為、カルティエ社及びオーディマピゲ社両社に修理依頼という形で点検に出しました両社の明細書が付いております。＊オーディマピゲ社に関しまして＊世界３大時計メーカーの一つと位置づけられるオーディマ・ピゲ社は１８８２年、ジュール・オーディマ、エドワール・ピゲの両氏によって設立されました。　同年中にヨーロッパ最大の時計消費国、イギリス・ロンドンとフランス・パリに代理店を開設し、販路を広げて行きました。　素早い展開とは裏腹に、同社は懐中時計のリピーター等機能、グレードとも高いレべルの時計を製造する有数の職人を抱える時計工房的存在でした。　それ故、後の展開としては、懐中時計に置けるリピーター機能付き永久カレンダー機能のグランドコンプリケーションモデルにおいては、群を抜いた製造技術を有する高級時計メーカーとしての地位を確立してゆきました。複雑機能の機構を得意としながら、１８９２年にはリピーター機能付き腕時計の製造に成功しました。　懐中時計で培った複雑機能（クロノグラフ、リピーター機能、カレンダー及びムーンフェイズ機能等）を小型化に着手し、腕時計でも次々に開発、販売してゆきました。　この一連の流れの中で、スイス高級時計製造会社の中でいち早く着手したのが、キャリバーの小型化、薄型化でもありました。　１９４６年にはエボシュ供給会社のルクルトとの共同開発で世界最薄のキャリバー２００３（１．６４ｍｍ）の製造に成功し、１９５３年より同型薄型キャリバー２００２、２００１と同社を代表するモデルとして１９９０年まで製造されました。

アンティーク時計の販売・修理 山下時計店

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