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LeCoultre SSレクタングラーケース 「DUO PLAN」バックワインド紳士用手巻き
Price 999,999,999 円(税込み)
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セヲノハセワコル

  • OMG No.9948
  • モデルネームDUO PLAN
  • Ref.
  • Serial.
  • ケースNo.6****
  • 機械No.
  • キャリバー409 11BF
  • 製造年代1930'S
  • 材質SSレクタングラーケース
  • ブレスレット
    ベルト素材
  • ケースサイズφ22mm×35mm

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ダイヤルコンディション
ブラックミラー仕上げホワイトプリントアラビア数字(12)及びバトン型インデックスインナーレイルウェイマーカーダイヤル ホワイト剣先型針 
所々に経年変化の剥離箇所はありますが、当時のままのオリジナルコンディションとなっております。
ケースコンディション
大きな傷のないとても良いコンディションです。
ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ

アンティークウォッチの精度について

キャリバー;409 11BF 15石 2ポジションアジャスト バックワインド機構 
トータルコンディション
ジャガールクルト社の歴史はスイス時計メーカーの中で大きな役割を果たした欠かせない存在であった事は、揺るぎのない事実です。 アントワーヌ・ルクルトは1833年に時計製造メーカー・マニュファクチュールとして初めて時計工房を作り、4人の弟子と共に創業して以来、常に技術的には最先端を歩んでおりました。1800年代の後半にはかなりの小型化された精巧な機械が完成しており、例えば1925年まではパテックフィリップ社に腕時計の機械を供給していたり、ヴァシュロン・コンスタンタン社のキャリバーは近年に至るまで深く携わっており、その功績は他社にとってジャガールクルト社ありきてあった事が伺える重要な存在でした。 1900年初頭のブレゲ工房出身のエドモンド・イエーガー氏の参画がさらに同社の製造技術を押し上げ、1917年、ジャガー・ルクルト社となって、押しも押されぬ時計製造メーカーへと成長を遂げました。エドモンドが興したメーカーJAEGER/イエーガー(ジャガー)社は1900年の初頭にカルティエ社が15年間の販売権を取得し、フランスでの販売網を揺るぎないものにしました。このジャガー社は自動車のメーター、飛行機のメーター類まで製造する精密機械製造会社と発展し、時計製造と併せて大きな精密機械工業の担い手となりました。その延長線上にカルティエ社と共同出資してパリに時計専門工房を立ち上げ、ご周知のカルティエブランドの時計の礎となった時計工房(ヨーロピアンウォッチ&クロック社)となりました。 このようにルクルト社とジャガー社は時には共同で、また時には別々の道を歩みながら時計業界に多大な足跡を残しました。
この時計はジャガールクルト社が1927年に時計の機械の縮小化として手巻き時計を上下2分割の2層構造にした画期的なムーブメントの開発に成功しました。エスケープメントブロックとバレル(ゼンマイ機構)ブロック、針駆動ブロックを2層に重ね、その分機械全体の縮小が可能となった為、1929年当時の世界最小の婦人用キャリバー101を開発しました。以来その機構のモデルをDUOPLAN(デュオプラン)と命名しジャガールクルト社を代表するモデルとなりました。 この時計は当時のデザイン様式であるアールデコを代表する文字盤デザインとなったブラックダイヤル仕様の時計で、その後開発されたケースを反転させる人気モデル、リベルソモデルにも見られるダイヤルデザインとなっております。ダイヤルに若干経年変化は見られますが、当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。