ROLEX ANTIQUE MODEL > OYSTER WATCH Co. G.F./SSケースオイスター「COMMANDER」SHOCK RESISTING
ROLEX ANTIQUE MODEL > ROLEX ANTIQUE MODEL > OYSTER WATCH Co. G.F./SSケースオイスター「COMMANDER」SHOCK RESISTING
- OYSTER WATCH Co. G.F./SSケースオイスター「COMMANDER」SHOCK RESISTING
- Price 242,000
円(税込み)
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- OMG No.#9690
- モデルネームCOMMANDER
- Ref.3478
- Serial.unknown
- ケースNo.
- 機械No.
- キャリバー59 Fountainmelon
- 製造年代1940'S
- 材質G.F./SSオイスターケース
- ブレスレット
ベルト素材革
- ケースサイズφ29mm
- ダイヤルコンディション
- シルバーサテン2トーン仕上げブラックプリントアップライドアラビア数字インデックスダイヤル ブルースチールスティックバトン型針 スモールセコンド針 文字盤12時側にOYSTER COMMANDER,6時側スモールセコンドエリア上にSHOCK RESISTINGのプリント
経年変化は見られますが当時のままのオリジナルコンディションです。
- ケースコンディション
- 大きな傷の無い良いコンディションです。
裏蓋刻印;QUARTER CENTURY CLUB
1922 H C. Co.1947 PRESENTED TO ROBERT LORANE (25年勤続記念の刻印)
- ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ
アンティークウォッチの精度について
- キャリバー;59 フォウンテンメロン社 手巻き式
- トータルコンディション
- OYSTER WATCH Co.(オイスターウォッチカンパニー)とROLEX S.A. (ロレックス)との関係ははっきりこうであったという資料はなかなか見つかっていません。 オイスターウォッチ社が先に在りきで、ロレックス社が傘下に収めたのでは?という説が一番妥当であるかのように思われますが、殆どのOYSTER WATCH Co.社の時計はスイス・フォンテンメロン社のキャリバー59が搭載されており、あたかもオイスターウォッチ社が独自路線で製造していたという根拠と一見思えますが、その機械の文字盤側、文字盤を外して機械の文字盤側のいわゆる地板には必ずROLEX・GENEVEと刻印が見られます。 また、殆どの文字盤がロレックスと共通であったり、ロレックス的デザインであったりすることから、先に在りきの独自路線であった事が疑わしい事は特に文字盤を外した経験のある人なら分かるはずです。 チュードル社の存在はヨーロッパ圏でのロレックスのデュフュ―ジョンモデルとして、ロレックス創始者のハンスウィルスドルフが資金を出しながら他社に運営を任せていて、後に正式に傘下に組み込んだことは有名な事実ですが、もしかするとそのような経緯で設立された会社で、当時の可能性としてもっとも考えられるのはロレックス社のオイスターケースを製造していた元々のイギリスの会社がロレックス社の資本提携を受ける形で製造していたとの説が有力に思われます。 当時の時計メーカーは量産化が進む中で、オートメーション化してゆく機械・工場等インフラ整備にかなりの資本の増強を余儀なくされていた為、合併や吸収、一部資本の組み込み統合等いろいろな手法で会社を発展させていました。 オイスターウォッチ社もチュードル同様恐らくロレックスのデュフュージョンモデルとして製造販売されていたのでは?と思われます。 主にイギリスと北米地域から今日時計が出てくるところから、デュフュ―ジョンモデルとしてロレックス社の販路と重ならないところで主に販売(北米ではカナディアンロレックス社)されていたようです。
さて、この時計はロレックス社でも限られた地域でのみ販売されていた手巻きのモデル「COMMAND」=コマンドモデルのプロトモデルかは定かではありませんが、恐らくロレックス社のエクスプローラーとチュードルのレンジャーのような系列モデルなのかも知れません。 このモデルの裏蓋には更にTUDORの刻印も見られ、ロレックス社が資本を捻出し、早くからデュフージョンモデルとしてチュードル社、オイスターウォッチ社と連携してプロトモデル?系列モデル的なモデルを作った先駆けの時計かも知れません。文字盤、ケース、リューズに経年変化は見られますが当時のままのオリジナルコンディションとなった珍しいサンプルです。