ＣＡＲＴＩＥＲ １８Ｋ．レクタングラーケース 紳士用手巻き-ONE MINUTE GALLERY

ＣＡＲＴＩＥＲ　１８Ｋ．レクタングラーケース　紳士用手巻き: Price 999,999,999 円（税込み）; 商品に関しましてはお問合せ下さい
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OMG No.#9228
モデルネーム
Ref.
Serial.2＊＊＊＊＊＊＊＊＊
ケースNo.2＊＊＊＊　＊＊＊＊＊
機械No.
キャリバー6640 FEF
製造年代1960'S
材質18K.ﾚｸﾀﾝｸﾞﾗｰｹｰｽ
ブレスレット
ベルト素材革/18K.ﾃﾞｲﾌﾟﾛｲｱﾝﾄﾊﾞｯｸﾙ
ケースサイズφ22mm×31mm

ダイヤルコンディション: シャンパンゴールドマットブラックプリントローマ数字インデックスダイヤル　文字盤６時側にＰＡＲＩＳのプリント　ブルースチール剣先型針　
若干経年変化は見られますが当時のままのオリジナルコンディションです。

ケースコンディション: 大きな傷のないとても良いコンディションです。

ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ アンティークウォッチの精度について: キャリバー；６６４０　ＦＥＦ　１７石　手巻き式

トータルコンディション: カルティエ社の時計への思い入れは当時のメゾンと呼ばれる５大老舗宝飾店と比較してもいち早く、時計という物を自社の取り扱い品目に入れていた事で伺い知る事が出来ます。　１８００年代の終わりには既に時計の販売を行っており、後のパリ工房の設立はカルティエ社が自社で最高品質の時計を製造するという事の成就とともに、時計製造業界においても歴史的な最高峰の時計製造工房の誕生でもありました。ルイ・カルティエはブレゲ工房出身のＥ．イエーガーとの出会いによって、自分自身が描いていた腕時計の世界を見事に開花させました。その数々のモデルが、今日でも継承されるカルティエの腕時計原点となっております。　カルティエ社の時計製造史としては、まずはＥ．イエーガー氏の時計の１５年間の販売権を取得した事に始まりました。その後、Ｅ．イエーガー氏と共同でパリにヨーロピアンウォッチ＆クロックカンパニーをい設立し、順調に自社製の最高品質の時計を製造しておりましたが、１９４０年代にパリが戦争の影響で製造継続困難を余儀なくされた事に因り、１９５０年代の中葉にはジャガールクルト社に製造を委るまで、パリの工房は継続され、スイスのジャガールクルト社内の工房でも暫くカルティエ社の為の時計製造は続けられました。
　この時計に関しますとあらゆるカルティエ社の資料に紹介された事の無いケースデザインとなっております。この特殊なケース形状から、恐らく当時の有力な顧客に因るオーダー品ではないかと思われます。通常のタンクモデルをベースにやや縦長の額縁なのか窓枠なのかかなり一つの形を意識してデザインされたように思われます。機械的には１８８２年創業のエボーシュ老舗供給メーカーFEF社・フローレス社キャリバーが搭載されております。この時計に見られますカルティエ社の時計で文字盤にPARIS表記が大きめにプリントされているものの多くは、フランスの本店で販売されたものとなりますが、恐らくこの時計はデザイン、機械からオーダー品である可能性が高いと思われます。　また、当時のままの１８K.ディプロイヤントバックル付きとなっております。

アンティーク時計の販売・修理 山下時計店

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