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ELGIN SSスクリューバックオートマチック「Shockmaster」
Price 999,999,999 円(税込み)
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セヲノハセワコル

  • OMG No.#8925
  • モデルネームShockmaster
  • Ref.6805
  • Serial.
  • ケースNo.
  • 機械No.
  • キャリバー643/1336・1361A.S.SWISS
  • 製造年代1950'S
  • 材質SSスクリューバックケース
  • ブレスレット
    ベルト素材
  • ケースサイズφ30mm

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ダイヤルコンディション
シルバー2トーンブラックプリント夜光アラビア数字(2,4,8,10)及び夜光ドットマーカーアウター夜光ポイントアップライドトライアングルインデックスダイヤル 夜光菱形針 夜光剣先トップセンターセコンド針付 若干経年変化は見られますが、アールデコデザインのとても良いオリジナルコンディションとなっております。
ケースコンディション
大きな傷のないノンポリッシュコンディションです。
ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ

アンティークウォッチの精度について

キャリバー;643/1336・1361 A.S. 17石 自動巻き 
トータルコンディション
アメリカを代表する時計メーカーの一つで、ブローバ、ハミルトン、ウォルサム社とアメリカンブランドを世界に知らしめたメーカーの一つです。 アメリカの時計製造史としましては、1890年代に広大な面積の中で、次第に大都市と云われる地域がアメリカ国内に点在し、また、一気に経済発展を遂げたアメリカではその都市を結ぶ交通網の整備が喫緊の課題となりました。ご存知の通り広大な面積を誇るアメリカ合衆国は、西部、中部、山岳部、東部とそれぞれ時差があり、必然的に国内のあらゆる流通網を整備するにはどうしても正確な時間の管理が必須でした。 この頃のメインの交通網は大陸横断鉄道等の鉄道網で、その鉄道網が整備されればされるほど統一した時間管理は経済発展の基盤となってゆきました。 それまでの時計メーカーの時計製造は、ヨーロッパから伝えられた時計を単純に模倣し、出来るだけ簡素化するという正にアメリカらしい大量生産大量消費材的な製造方法で同じパーツを沢山のモデルで共有して使えるシステム化されたアメリカ式製造方法でした。 競争が激しいヨーロッパ市場と違って一気に需要が増したアメリカにおいては正に一気に普及させなければならない環境下に置かれた訳です。結果としてアメリカの時計メーカーは、製造方式としては出来るだけオートメーション化した製造形態となってゆき、大量生産という点では世界屈指の製造メーカーとなりました。 ですので世界大戦中においては、時計メーカーは精密機械製造の基軸産業の担い手としてほぼ軍事部品の製造の担い手となりました。このような背景で当時の時計メーカーは殆どが軍事産業の担い手となり、残念ながら世界屈指の製造個数を誇っていたアメリカ時計産業はトップの座を譲り渡した結果となりました。しかしながらアメリカ国内の時計の需要が減少した訳ではなく、時計製造にあくなき志を持っていた時計メーカー経営者はスイスの提携工場での時計製造を余儀なくされました。ウォルサムの創始者はスイスに工場を移し、時計の製造と同時に当時の彼らの持っていたケース製造の技術を生かし、ヨーロッパ各国にケースを収める会社を立ち上げ、デニソン社としてロレックス社にも非防水ケースを販売し、デニソンケースと総称で呼ばれるまでに至ったものもございます。 これも結果としてですが、スイスのエボシュ(機械)を使うようになって、アメリカの時計メーカー、ウォルサム、エルジン、ブローバ社の機械は50年代後半から60年代に掛けては機械として安定的なものとなり、ある意味面白いものが見られます。 しかしこれも残念ながら60年代から機械に代わる次世代時計の開発競争で、先んじていた、音叉時計のブローバ・アキュトロン、電池とモーターを組み合わせたハミルトン社のベンチュラエレクトリックウォッチ等、その技術を閉鎖的にしたが故に いつの間にかクォーツ振動子を使った電池時計の流布に飲み込まれてアメリカの時計産業は世界の舞台から遠ざかって仕舞いました。  この時計はそうした背景の中で作られた1950年代から60年代に作られたスイス・エルジン社の自動巻き時計で、スイス・A.シールド社製ムーブメントとなっております。