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PATEK PHILIPPE 18K.ラウンドケース「Calatrava」ANTI−MAGNETIC
Price 999,999,999 円(税込み)
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セヲノハセワコル

  • OMG No.#9515
  • モデルネーム
  • Ref.96
  • Serial.
  • ケースNo.3*****
  • 機械No.7*****
  • キャリバー27-AM400
  • 製造年代1962'S
  • 材質18K.ラウンドケース
  • ブレスレット
    ベルト素材
  • ケースサイズφ30.5mm

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ダイヤルコンディション
シルバーサテン仕上げブ゛ラックプリントアウターミニッツドットポイントゴールドアップライドバトン型インデックスダイヤル ゴールドダウフィン型針 スモールセコンド針付き
全体に淡いグレー系のとても美しい文字盤です。シミ、汚れのないとても良いコンディションです。
ケースコンディション
大きな傷の無いとても良いコンディションです。
ムーブメントコンディション/メンテナンス後の精度データ

アンティークウォッチの精度について

キャリバー;27 AM 400 18石 AJUSTED TO HEAT、COOL、ISOCHRONISM  &5 POSITIONS  ロジュームメッキジュネーブライン仕上げ ジュネバスタンプ ジャイロマックスバランスハイグレードムーブメン
トータルコンディション
今や世界中に膨大な支持者を集めるに至ったパテックフィリップ社の歴史は1839年創業に遡りますが、その道筋は長い歴史の中では決して平たんなものではなかったと言えます。 もちろん創業以来、丁寧な時計作りでは今日評価されるだけのポリシーに裏打ちされるものがありましたが、1920年代まではある程度の量を製造する為には意を同じくするエボシュ製造メーカーに支えられるところも大きかったと云えます。初期には6人の職人で年間200個の懐中時計を製造するのが精いっぱいといったところだったようです。しかしながら、常に丁寧な時計作りをしてきた蓄積は、当然技術の最高峰の集積といえますので、その中で製造された時計は、「造りの良さ」という点ではそれらの製品から大いに感じ取れます。 一流の技術が裏打ちする素晴らしさは今日のコンピューター製造機器の進歩における製品と比べてもむしろ人の手で丁寧に加工していた当時の製品の方がはるかに勝る部分は沢山ある事が分かります。熟練と呼ばれる人の手が介在する当時の時計と寸分の狂いのないコンピューター機器を駆使した現代の時計を比べると、人の手=熟練職人の技術の方がはるかに繊細で上であることが分かります。 特に人の目に最も触れる文字盤の仕上げの美しさは、最高峰の人の技術力はコンピューター製造に決して負けていない事が分かります。 当時の技術者が手によってここまでの物が作れた事は感嘆以外の何物でもありません。 特に1929年の世界大恐慌の年に同社も存亡の危機に直面しました。このような会社の経営危機の側面で、この当時製造工房ではみじんも質が落ちることのない素晴らしい仕上がりの時計を多数製造していたことが、今日製造年代がはっきり分かるので伺い知ることが出来ます。 継続は力なりと申しますが、会社の浮き沈み関係なく、素晴らしいものを継続して作り続ける事は並大抵の事ではありません。これをやってのけたのがパテックフィリップ社なのです。
 この時計はある意味パテックフィリップ社を代表するカラトラバモデル、REF.96の集大成モデルと言っても過言ではないと思います。 キャリバー27 AM400とアンチマグネチックキャリバーを搭載し1970年まで製造していたカラトラバモデルです。 REF.96継承モデルは今日でもありますが、当時のままの仕様としての一連の変遷においては、最終モデルではないかと思います。文字盤の一つ一つの丁寧な作り、外周のミニッツドットマーカーに光沢感があり、全体にバランス良く且つ美しい文字盤の仕上がりとなっております。 全て当時のままのとても良いオリジナルコンディションとなっております。